2013-01-01から1年間の記事一覧
camera:EOS kiss5 film:kodac GOLD400 つみきを、積まない息子。
誰かにとっての不正解も、誰かにとっては正解で、誰かにとってのいらないものは、誰かにとってのいるもので、そうやってくるくるまわっていて、きっと要らないものなんて、不必要なものなんて、なにひとつないんだ。
一年前の事を思い出してみる。 やたら腹を撫でていた。 ぽっこりと出たお腹を、デブなんです、と言ってふざけていた。そうしてしばらくは電車に乗らなくてもいいという節目の日で、とても嬉しかった。寒さや冷えも加担してか、時おり張って痛むお腹をさすり…
けれども、それでもいい。 すべてカチリとはまらなくてもいい。 分かり合えなくてもいい。 分かろうとしたり 知ろうとしたりそれで十分だ。 あいみすゆー合言葉のように、君に告ぐ。
通勤電車の窓から富士山が見える。 曇りの日はもちろん、大気が汚れているようなぼやっとした空気の日も見えない。 すっきりと晴れた日だけ、居る、そこに。 とてもとても距離はあるはずなのに、側に居るかのような存在感で。けれどもごみごみとした通勤電車…
この、想いを余すことなく分かち合える人なんて居るんだろうか。いないだろう、きっと、いないだろう。 そうしてきっと、閉ざす。みんな。 わたしはどうあってほしいんだろうか。 分かち合って、やはりカチリと分かり合えることなどないと嘆きたいんだろうか…
友人の中に居るひとに、 わたしと友人が小さな頃に会っていないか、と聞かれた。わたしと友人が出会ったのは18歳の時だ。けれど聞いてみるとどうも幼い頃住んでいたところが近い。 知らなかった。 友人は知って居たのだろうか。 それとも友人の中に居るひと…
ずっとこうしていたいし、こうしちゃいられないとも思う。 ずっとここから電車をながめていたいし、それでは生きていけないとも思う。 今より、なにより、過去がいつもおおきくて、未来はとてもか細くて心許ない。 未来のことを、もっと、夢見られたらいい。
こんな風に、敏感に察知したり。 テレビを付けてみたり。 事がすむまで布団の中でジっとしてみたり。 まだまだちっとも終わってなんか無いんだなと実感する。2020年に向けてあたらしく建て直す建物の財源や動力と 未だ仮設で眠る人たちの為のあたらしい…
いつだって、答えなんて出なかった。今と、今とは違っていたかもしれない今を比べて、どちらが良かったかなんて、到底選ぶことは出来なかった。きっと、今も、今ではない今も、それなりに日々は過ぎて、それなりに素晴らしき日々なんだろう。 きっと、今も、…
もう、会えなくてもいい そうして意識的に避けていくこと。 「一生会わない」ということが、存外簡単なことに気が付く。携帯電話で繋がっていても、メディアで繋がっていても、住所を知っていても、偶然に会うような距離にいなければ、会おうと連絡を取らな…
失ったり、欠けたり。 けれども結局、失った事を抱え、欠けた事を抱え、生きていくのかもしれない。そうしてどんどん荷物は増えて、身動きが取れなくなって、なって、しまわぬように、して、来たことを、優しさにかえて、誰かに、渡せたら。 してもらったこ…
どんな事でも話せるのは、どんな事でも話してくれるから。探ったりぶんせきしたりしないで、理解しようとしてくれるから。お互いの間に見栄とかプライドとか必要ないの。 ありのままなの。 いいとこも、だめなとこも、しってるから。発さられた言葉を、発さ…
photo:EOS kiss5 Film:PORTRA400 at my home
その、違いを、なんとなく分けている。キミに、してほしいことがたくさんあるんだ。 そう思うのは、恋。 キミに、してあげたいことがたくさんあるんだ。 そう思うのは、愛。 の、ようなもの。求めてばかりになる、恋は。対極に愛は、何も要らない、何をして…
「いい天気だね」って、言ってから気が付いた、外は雨。 でも、私にとってはいい天気だったから、訂正しなかった。 微笑みと共に、そうだね、いい天気だねと、返してくれた。 ありがとう。
”誕生”する事ができなかった子のことを思う”歳”を重ねる事ができなかった子のことを思う 誕生し、生きて、誕生日を毎年迎え、歳をかさねていく。 あのね、それはね、奇跡だよ。 Happy half birthday,yukimasa.
今、しかできないと思えることはそれでも、思った今が過ぎてもどんどん生まれてくるように思えた。 妊娠する前には妊娠してからではできないと思えることを。 妊娠してからは出産してからではできないと思えることを。 出産してからはこどもが成長してからで…
あまりにも、色々なところで、色々なきもちと、色々な起承転結があって、わたしは、自分がどこに居るのか、時折わからなくなりそうになる。 どれもこれもきちんと現実のはずなのに、どうしてかより辛いことが色濃く存在して現実感が増す気がする。わたしはど…
あぁ、まただ。 また意識は半年後を向いている。春には秋のことを思って怖がっていた。いまは冬の夕暮れを思って焦がれている。冬のオレンジ色の薄暖かい夕日を受けながら帰り道をいく。 好きなひとと。 好きなひとたちと。 いそいそと車が通り、遠くで石焼…
朝なのに電気をつけないと暗い位の厚い曇り空。いつ雨が降りだしてもおかしくないような湿度。思い返してみると、学生の頃からこんな朝が嫌いではなかった気がする。誰もが嫌がりそうな煮え切らない天気。 憂鬱を写したようなそら。たぶん、すこしの不幸をも…
梅雨入り、のニュース。 煮え切らない天気が続く。 ゆらゆると高くなっていく気温に、湿度。 体感はじっとりとしていて、ペタペタして、じめじめして。 そこに加えられる、雨。挨拶の度に添えられる、「雨、ですね」「雨、嫌ですね」「雨で、嫌になっちゃいますね…
寝たり・起きたりをくりかえして、いつも通りたくさんの人が出てくる夢を何種類かみて、朝になって、起きて、夢だったらよかったのにと。いつも見るような煮え切らない不可のない夢のひとつだったらよかったのにと。
さよなら、じゃなくて いざさらば、でもなくて 「また、ね」 そういって別れた言葉で、最後になることもある。 出し惜しみしていたんだと思う。 少しずつ少しずつ、わたしはあなたが好きだと言うことを 態度や仕草で伝えて、言葉にはなにもしなくって とって…
なんの変哲もない日々がつまらないといった。 わたしはなんの変哲もない日々が泣けるほどいとしいとおもっていた。
夜中に目をさますと、寝息と雨の音がした。 もう、他に欲しいものなんてなにもないと思った。
たとえば、いつかいつかいつか遠い未来(であってほしい) 自分がこの世からいなくなるとき走馬灯のようにという表現の通り、現在から過去 産まれてくるときまでの記憶が、ぜんぶぜんぶ事細かに 映像として思い出されるんじゃないかと思ったんだ。そしてそれ…
夏がくる前からもう 秋がくるのを怖がっている。怖がる必要なんてなにもないのに。 とても、とてもこわいのだ。
あともう少し早ければ、とか、 もう少し遅ければ、とか思うことはあるけれど たぶんすべてそのタイミングがベストだったのだ。 いまはそう思えなくても、 しっくり来る日がいつか絶対にくる。
朝起きて、きょうも会えたね。 そういって始まる。 そうして日々は重なっていく。