あじさいを隣に

いったいどういう情報に耳を傾けて、 どういう情報に耳をふさげばいいのか分からない。 きっとこういう悩みは私の世代よりも 子ども達の方が増えていくんだろうな。 思ったことを、思った時に、だれかと共有したり、 だれかに相談したり、できたらいい。 そ…

わすれたふり

わすれたふりをする。 もうちっとも、すっかり、これっぽっちも思い出しもせずに、 日々はすぎていっているのだと、 わすれているふりをする。 子供を産んだときにできるのは じぶんの分身なのかもしれない あの時からちっとも変っていない自分と あの時から…

原風景

自分で書き記していたメモ 2013/07/02冬の夕暮れを思って焦がれている冬のオレンジ色の薄暖かい夕日を受けながら帰り道をいく 好きなひとと 好きなひとたちと いそいそと車が通り、遠くで石焼き芋の声がする たぶん日曜日だあした、からお仕事だよ あした、…

ZOO(再び)

勝手に、 のほほんメンバーと呼んでいる。わたしの、どうしてか大好きな人たち。 わたしの、どうしても大好きな人たち。 マキちゃんがこられなくて 代わりに(代わりに?)たいしくんの子供。 朝、子どもに聞かれる。 おかあさんどこ行くの? お友達と、動物…

ゲンジツテキ

将来の、夢?大人になるとさ、自分のできることがだいたいわかってくるから。 みとおし が経ってくるから。目標だって、夢だって、おんなじで できそうなこと、ちょっと頑張れば出来るかもしれないこと。 そういう事だけ考えちゃう。トーマスの運転手になり…

みぞれ

「息をするようにお話を書きたい」重松清/みぞれ あとがきより わくわくして どきどきして 謎を解いたり 奇跡が起こったり 大号泣で感動したり 、しなくていい。「世間の中から生み出される、暮らしと地続きのお話だって捨てたものではない」まさに、そうい…

カメ子。

去年の7月に、10年付き合ってきたカメラが壊れてしまった。 考えてみればろくに手入れもしないで、よくぞ私に付き合ってくれていたもんだ。 ここ最近ではAFがうまく作動しなくて、視力の落ちたわたしを困らせた。ただ、蓋が閉まらなくなっただけだけれ…

刻む

ぼくはウォッチ ぼくはクロック 時を刻む、時計の兄弟 でもなんだかさいきん 不眠症なんだよ 時を早めて、朝にしちゃおう ぐうぜん見た、コジコジで、キャラクターが歌っていた、うた。 ずいぶん昔の話で、コジコジ自体全く見たことないくせに、この歌だけは…

常備菜について

にわかにあちらこちらで見聞きする、「常備菜」 本の表紙を見るたび、 掲載された写真を見るたび、 あーすてき。 おいしそう。 と思いはするも、なかなか「じゃぁこれを作ろう」とか むしろ「やってみよう」とすらも、思えない。なぜ。これぞ丁寧なくらしを…

いつだって

簡単に思い出せてしまう。2007年の日々を。空気を、天気を、言葉を、温度を。深く息をすって、短く吐いた。

うれしいこと

歳を重ねること。 重ねる中で、育んでいくこと。 植物も、人間も、こどもも、自分の心も、育んで入り組んでいく。 かんたんには解けない関係になっていく。面倒だなっておもうことも、 そこがいいんじゃない。って、みうらじゅん風に。おめでとうって、心か…

最近やっと、本を途中で読み辞めるということができるようになった。 A型特有の神経質なこだわりが関係してるのか、今まではどうしても途中で読みやめることができなかったけど、限られた時間の中ですごしているからか、より良いものを日々求めるようになっ…

定期的に嫌な夢を見る。決まって息子が病気になったり、居なくなったりする。 産後初めて見たそういう夢の時、わたしは必死に母親を呼んでいた。 「おかーさん」 「おかーさん」 そして、繰り返し呼ぶうちに気が付くのだ。 私がおかーさんなのだ、と。 私が…

背筋を伸ばしたぶんだけ春が近づいて来るような気がして、わたしは背をまるめる。 だいじょうぶ、まだ寒い。 そんな風に確かめるように顔をあげる。 ショートになったり、ボブになったり、セミロングになったりしながらわたしの髪の毛は、それでもまだまだお…

ていねいに。

oz magazineは好みの特集(雑貨屋特集とか、スイーツ特集とか、カフェ特集とか)ではない限り購入はしないけれど、時間があれば、ひそかに立ち読みする。表紙をめくったそのページの、編集長の巻頭メッセージ。 ぐっとくる言葉がいつも、羅列されている。 長…

家路を急ぐ

そうだ、わたしはいつだって家路を急いでいる。誰も待っていなくても、誰かが待っていても、 変わらぬ早さで家路を急ぐ。会社を出て、一番早く帰れる電車に乗り、効率よく乗り換えができる場所から、場所へ移動する。 最寄りの駅に着いてからも、一目散に家…

地下鉄の音を拾う

英語を話す人が居る方言を話す人がいる喃語を話す赤ちゃんがいる鳴き声で会話する動物がいるわたしの知らないことばかり たくさんの物を購入して、満ち足りた気分でいたかった。わたしが空っぽだからだ。地下鉄の音を拾う。いつか使うかもしれないと取ってお…

おちたま

仕事帰りに、ぴかぴかひかるお月様をみつけて思う。 きっと息子は言うんだろう。 おちたま、あたよー おちたま、きれいだねー 色んな景色のこと。 当たり前になっていた些細なこと。 木の葉が冬になったらぜんぶ落ちちゃうこと。 (でも落ない木もあること)…

言わなくていいこと

どうしてこうもわたしは、口が悪いのかなって話。そんで、後で誰かにグチグチ言うくらいなら、当人に言っちまえと考える性格が拍車をかける。 さらに、あんまり継続性のない関係だと余計にどうでもよくなってしまう。 知らない人×タメ口×お店×etc..「なんで…

一変

諦めのわるいわたし。 どこを見てもなかったのに、それでも探し続ける。一旦は、ついにほぼ日ユーザーへ介入かと考え、 頭の中と使い方まで整理するも、やっぱり、あてくしほぼ無地、 ほぼ無地ユーザーになりたい(そんなのない)そして、あった! あったー…

MDダイアリー

愛してやまぬ、ミドリカンパニー昨年も使った1日1ページダイアリーを今年も使うか否か。迷っているうちに、完売。そうなると俄然ほしくなる人間心理。ばかネ。 迷っていたのは、もっと真っ白なのないかしらという淡い期待とどのようなレイアウトで使用して…

無題

伝えなかった気持ちだけが、いつまでも燻ったまま、心の中に残ってる。出し惜しみ無く、伝えれば良かった。思ったときに、思ったことを。たったそれだけで良かったのだ。過去には戻れない。もう、それで良い。今は今を受け入れるより他はないのだと。それが…

いつか

そんな風にしていつか、 忘れられない、から 忘れたくない、になって すっかり忘れてしまう日がくるんじゃないかと。頭痛を抱えて、思うのだ。 きっと、ご飯を食べれば、治る。 わたしの体調不良なんて、いつだって、空腹から生まれるのだ。こんやは、焼きカ…

台風一過

昨日から降り続いて雨は、朝になっても降ってた。 ずっと、ざぁざぁ。 息子に、雨、ざぁざぁだよ、というと、 じゃーじゃー?と返ってきた。 うん、そうだね、ざぁざぁよりも、じゃーじゃーだね。じゃーじゃーあめ。、 昼過ぎに、急に晴れて、台風の目かとお…

秋のせい

すっかり、秋で、曇りの日に喜んでみたり、 今日は、晴れていてもよかったのに、なんて自分勝手なことを思う。 時折、春みたいだと思う日がある。 明るくて、まだ木々は緑で、キラキラとしていて、 寒くも暑くもなくって、風がふいている。 けれども同時に思…

友人代表

よく考えたら、「友人代表」ってなんか変。 友人に代表もなにもあるもんか、という屁理屈はさておき。うまれてはじめて、結婚式のスピーチを頼まれた。ど、どひゃー、わたし?? という気分だったけれど、過去の手帳を読み返し、過去の手紙を漁り、友人との…

続、優しさのしゅるい

優しさの、しゅるいを考えてから思い出した。なんども繰り返しくりかえしよんでいる、 よしもとばななさんの、なんくるない その中の、ちんぬくじゅうしいというお話。沖縄旅行でユタに出会ってから、そっちの世界にはまってしまった母親が連れてきた友人も…

優しさの、しゅるい

読書、再開。 本はいつだってわたしをリフレッシュさせてくれる。 通勤時間と、お昼休みだけでも、休んだ感をたっぷりくれる。 本をもっと、読まないとだめだな、 読んだからといって、なんだってわけではないけれど。 本から得ること、考えること、世界が広…

あかちゃん

いとこに、赤ちゃんが生まれた。 七夕生まれのかわいい、おんなのこ。 あかちゃんて、こんなに小さい。 あかちゃんて、こんなに心細い。 あかちゃんて、こんなにいっしょうけんめい、いきてる。 まだ光しか捉えていないだろう瞳は、 窓の方を見ている。 まだ…

わすれもの

カバンをまるっと電車の網棚に置き忘れてきてしまった。 なんてこと。平日にこれほどの人と関わることって久しぶりだった。え、カバンをまるごと? なんて驚いてみせる駅員さんはいなかった。 めずらしい忘れ物現象は日常茶飯事なのだろうか。どうしたってカ…