なんくるない。
何年前に出会ったか忘れたけれど
ここ3年位、毎年この季節に読んでる。
必ず、海に行きたくなる。
必ず、波の音に想いを馳せる。
なんくるない の中の海は沖縄だけれど
わたしにとっての海は 式根島だ。
愛しき友人が生まれ育つ、式根島。
自然がたっぷりあって、それらが何の報酬もなく教えてくれること。
ここに立っていることの、強くてもろくて奇跡みたいなこと。
愛しい人にたくさんたくさん会いたくなって
たくさんたくさん ありがとうを言いに行きたくなって
目と目を合わせて 手と手を合わせて
あなたが嬉しいことがうれしい。
そういう気持ちにさせてくれる。
そういうことを 思い出させてくれる。
とてもだいすきな本。