こころのこり


久しぶりの友人に会って
久しぶりに友人のはなしをする。

なつかしいこと、それでも砂のように
こころに残ってること。


いやなことや苦しいことは
忘れたって思ってても、
無意識の世界でうそはつけない。

わたしはいまだに夢で見るのだ。
昔の友人と仲直りする夢を。


夢の中でわたしは「許される」ことの
心地よさにたゆたう。

時に泣いてみたりもする。



起きて、あー、また、まだ、見ている。
そうおもう。


そんな話もして、後悔とかとはまた違う
「あの頃は若かった」みたいな結論。


仕方のない、ことに思える。
きっとそういう運命みたいなのがあるんだ。

そう思うことでしか、解決しないし、
きっとわたしはいつまでも夢を見続ける。



それでも良いのだ。
このままでいいのだ。
世界はいつだって未来にすすむ。

きっと、タイムマシーンがあっても
わたしは乗らない。
今がいつだっていちばん良い。
そう思って生きてる。