ていねいに。


oz magazineは好みの特集(雑貨屋特集とか、スイーツ特集とか、カフェ特集とか)ではない限り購入はしないけれど、時間があれば、ひそかに立ち読みする。表紙をめくったそのページの、編集長の巻頭メッセージ。


ぐっとくる言葉がいつも、羅列されている。
長い文章ではなくて、今回の特集についてどのような思いで作ったのかに少し触れて、短く、語りかけるようなもの。

「日々を、丁寧に」
それがテーマのようで、よく書かれている。


丁寧に、すること。
わたしには到底できないと思っていて、毎日は流れるように過ぎていくし、気が付くといくつもの年間行事が通り過ぎて行き、SNSではきっとあらゆる情報が流れて、行事ごとに楽しそうな写真がUPされているんだろうな、位は思うけれども、いかんせん取り残されている様な気分は、ちっとも変わらない。
波に乗れぬと、俄然冷めてしまうのだ。けれども本当にはうらやましいから、いじけるのだ。
めんどくさいネ。

参加者よりも、企画者側になる方が楽しい。
何かを生み出す力も時間も余裕もないけれど、ライブハウスの「STAFF」シールとか、かっこいいなーとおもっちゃう、レベルで。
余裕がないとか、時間がないとか、あんまり言いたくない。
わざと、言ってみるときもあるけれども、ほとんどの原因は、自分にあるからなぁ、口に出したところで白々しく見つめるもうひとりの自分の姿さえ見える。


「日々を、丁寧に」
時間も、余裕も、(お金もネ)、ないんじゃなくて、生み出せていないだけなのよね。
本当には、あるんだよね。
煩わしいこだわりとか、目先の事とかに囚われてしまっていて、新しいことをするには、これを終わらせてからじゃないと。って。
「やらなきゃならないこと」を先にやりたいタイプ。
おかしいな、テスト前にまず部屋の片付けからやるタイプだったのに。(やらなきゃならないことを先延ばし)
やらなきゃならないことをやってから、新しいことを始めたい。
けれどもそうしていると、限りのある時間の中では「やりたいこと」に費やすことができない。


まずは、やらなきゃいけないことと思っていることは、本当にやらなきゃいけないのかっていう見極めから始めないと。そして、見極めたやらなきゃいけないことを効率化して、やりたいこと枠を作っていく。


今年の目標は「ていねいな、暮らし」
で、いいでしょうか。(今更)



happy birthday Q-TA