距離。

「きっとさみしかったんだと思う。」


どう してもわたしたちは2人と 1人でしかなくて。



2人に割って入ろうとなんて思ってなかったけれど
きっとずっと3人にはなれない。


そういうのが結局 さみしかったんだとおもう。



そしてわたしにはやっぱり


ずっとべったり仲良しの友達で居る事は
疲れてしまうんだ。




現実的にも間接的にも比喩的にも
「枠の中に固められている」状態が苦手なんだ。



毎年繰り返される行事。
良いと思う、楽しいと思う、嬉しいとも思う。
みんなが元気で集まってまた会えたねって笑いあえるなら
すごくすごくステキだとおもう。



けれど



それが強制的になると
あたりまえになると
とたんに苦しくなるのだ。



記念日が苦手だ。


今しかない とか
カウントダウンの一瞬に掛ける時間が苦手だ。





だから手を離してほしい と思った。

思ってしまった。




「来たい奴だけおいでよ」

そういう距離が好きだ。




贅沢な悩みだな。




分かってしまってすこしさみしくもおもったよ。


ダメなんだなぁ、やっぱり、って




でもマサさんが

「経験しないとわからない性格なんだよ。

わかったんだから いいんじゃない。」


そう言ってくれたから


良いんだ。





いつもネックになる、距離
ヒトとの距離の取り方が 未だ わからないわたし。



photo:canon EOS kiss5
フィルム:FUJIFILM PRO160C
足元の事ならよくみえる