個展。


しゃしんが好き。



という気持ちが薄れているわけではないけれど



さいきんお出かけしてもシャッターを切らない。
切れないわけじゃないし
フィルムがもったいないともおもってないけど
フィルムが減らない。



やたらに買いあさったフィルムじゃなくて
使いたいフィルムを見つけちゃったから
それが家になくて つまらない。


せっかくフィルムで撮っても
好きな写真屋さんがソバになくって
郵送でやりとりしなくちゃいけなくて
そういうのがめんどうで やりきれない。








小 林 伸 幸


マサさんのちょっとしたつながりで
写真家さんにであって 個展 に行った。



HPみた時から圧巻だったけれど(次元が違う)
実際の展示写真も 圧巻。



1枚1枚にそれこそたましいが入ってるみたい



ただでさえ 自然美を撮れる人ってすごい
っておもうのに

それどころじゃなかった



なんか生きてるものが 写ってた。
っていうか 生きてた。



わたしの撮るような(並べるのもおこがましいけど)
過去なんかじゃなかったんだよ。



小林さんの写真にうつった自然は
今もなおそこで 息づいている事が想像できた。
しかも安易に。簡単に。リアルに。




くらくらする程の時間をかけて
オリジナルの技法で
1枚1枚プリントするんだって。


写真を買ってくれた人達に対して、
安い買い物じゃないって ブログに書いてあったけれど


安いと思う。
わたしには途方もない時間に思えるもの。






そしてやっぱりわたしは
言葉 にしたら伝わらない きもちを抱えて


じょうずにおしゃべりができない。


「じょうず」とか気にしないで
おしゃべりできたらいいのに。